北海道の河川は年間の約3割に相当する100日程度結氷し、これに伴う様々な社会的な問題が発生しています。例えば河川内の氷や雪が狭窄部や蛇行部で詰まるアイスジャムによる急激な水位上昇、河川結氷時に発生する津波の災害ポテンシャルの増大、樋管部が結氷することによる融雪水の排水障害などがあります。
こうした結氷河川における災害対策技術の開発が社会的に求められています。
本マニュアルは、(独)土木研究所寒地土木研究所の研究成果により開発した結氷河川の1次元解析モデル「CERI1D」を活用した解析手順を詳細に述べています。
本マニュアルにより、河川上流域におけるアイスジャムの解析、及び河口域の結氷河川への津波遡上解析が可能となります。
【マニュアルは以下のリンクよりダウンロードをお願い致します】
結氷河川解析マニュアル(案)(PDFファイル4.1MB)