ここでは、過去に起きた北海道内の主要な洪水時の等雨量線図をGMTで描いた結果を公開しています。色分けの凡例が個々のケースで若干異なりますが、ご容赦ください。
低気圧と前線の影響で、この時期では珍しく道東から道南で雨が降りました。ここで用いたデータは、アメダスと北海道開発局の雨量観測所のデータです。図をクリックすると拡大版をご覧になれます。図中の河川網は国土地理院WEBサイトの地球地図プロジェクトで作成された日本全国の河川網データ(hydronet.e00)を用いて描画したものです。
強力な低気圧と前線の影響で、道東からオホーツク海側で大雨になりました。ここで用いたデータは、アメダスと北海道開発局の雨量観測所のデータです。欠測した観測所と座標値(緯度経度)の不明な観測所は除外しています。図をクリックすると拡大版をご覧になれます。図中の河川網は国土地理院WEBサイトの地球地図プロジェクトで作成された日本全国の河川網データ(hydronet.e00)を用いて描画したものです。
地球地図プロジェクトWEBサイト http://www1.gsi.go.jp/geowww/globalmap-gsi/download/index.html
前線の影響で道内の日高沿岸から道東方面で結構雨が降りました。ここで用いたデータは、アメダスと北海道開発局の雨量観測所のデータです。欠測した観測所と座標値(緯度経度)の不明な観測所は除外しています。
※2006/10/12 雨量観測所の座標にミスがあったため、修正しました。
※ 2006/9/22 災害対策ヘリ「ほっかい」で巡視したときのGPS軌跡をプロットしました。(右端の図)
台風14号の影響で道内でも結構雨が降りました。ここで用いたデータは、アメダスと北海道開発局の雨量観測所のデータです。欠測した観測所と座標値(緯度経度)の不明な観測所は除外しています。多少おかしい所があるかもしれませんが、全道的な傾向として参考まで掲載しました。 図をクリックすると拡大版がご覧になれます。
台風10号の影響で道内では記録的豪雨に見舞われました。特に日高地方では既往最大クラスの豪雨が記録され、斜面崩壊地が数千箇所以上発生したことが確認され、結果として下流域に膨大な量の流木と氾濫をもたらしました。ここで用いたデータはアメダスと北海道開発局の雨量観測所のデータです。 図をクリックすると拡大版がご覧になれます。
2001年9月7日〜12日にかけ、全道的に雨が降り、マスコミでは網走地方での洪水災害が主に報道されました。実は、日高地方の沙流川、鵡川の中流域に300mmを越える豪雨がありました。
意外に知られていませんが、1992年8月8、9日に沙流川と鵡川の周辺だけで局地的な豪雨があり、これにより発生した斜面崩壊により、大量の流木が発生しました。 カラー、モノクロとも、8/5-8/9までの総雨量で描いています。
1981年8月2日〜8月6日の3日あとの降雨までを合計した図です。凡例が500mmまで増えていますが、特に登別から支笏湖周辺にかけて雨が多かったことが分かります。 データのソースはアメダスの日雨量データだけですので、北海道開発局の洪水報告書に掲載されている等雨量線図とは若干異なりますが、全般的な傾向は合っていると思います。