ホーム » ツール » GMTで作る等雨量線図、地図、水温分布、震源マップ
GMT(Generic Mapping Tool)はハワイ大学で開発された無料のソフトで、自由に投影法を選んだり、世界の任意の場所の地図を描いたり、ランダムに配置された雨量観測所の雨量値を用いて等雨量線図などを描くことのできるフリーウェアです。
ここでは北海道の白地図に主要な河川と、等雨量線を描くためのスクリプトや漢字交じりの地図を描くスクリプトのサンプルを紹介しているほか、水深方向水温の時系列的なコンター、震源マップの描き方などを紹介しています。描かれたイメージはポストスクリプト形式ですが、jpgなどの形式に変換するのも容易ですし、LaTeXなどに取り込むことも可能です。
なお、Windows版のGMT インストールに関しては多くのサイトで紹介されていますので、ここでは紹介しませんが、詳細な海岸線や等雨量線図、SRTM3を利用した地形図まで作ることを想定すると、gawkやnetcdfもインストールしておくことをお勧めします。
GMT4.3.1からは3つの主要なファイルをインストールするだけで環境変数も変更してくれるようなので、gawkとnetcdfのパスを通してやればいいようです。
なお、このサイトで紹介しているスクリプトは、バージョン3以降が混在していますので、紹介したスクリプトがうまく動作するかの保障はありません。
(当サイトで被ったいかなる被害について、当方では一切責任を負えません。寒地河川T 村上2005~2011)