USGSで公開されている震央データは1973年から現在まで整備されています。
ここでは1988年から2011年12月24日までに記録されたM2.5以上のデータを用い、12年分の震央分布をGMTでプロットしてみました。XオプションとYオプションを使って、一枚の用紙に12年分の日本周辺の震央分布をプロットしています。
震央が集中している所はプレートの境界に沿っていますが、一方でそれほど震央が分布していない所もあったりと、非常に興味深いですね。
スクリプトと使用したデータ一式を以下の圧縮ファイルに入れてあります。相対参照にしてありますので、そのままバッチファイルを実行するとpsファイルが作成されます。gawkのif文を利用して年毎のデータを抽出していますが、もうすこしエレガントなやり方があるかもしれません。gawkはいちいちプログラムでファイルを開いたり閉じたりする必要がないので、GMT以外にもちょっとしたデータの整理に役立ちます。
2012/1/20
寒地河川T村上