3D浸水ハザードマップの使用方法と参考文献

表示例

  • 平面図
    データの全体表示
  • 鳥瞰図
    鳥瞰図の3次元表示

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本3D浸水ハザードマップは、上の表示例に示すように、Google EarthとGoogle Street Viewに大雨の際に想定される浸水深を描画したものです。本ホームページでは、浸水深のみを描画したものを「3D浸水想定区域図」、浸水深に加えて避難所・避難場所の情報も合わせて描画したものを「3D浸水ハザードマップ」と呼んでいますが、開発技術の名称としては、両者を区別しないで、3D浸水ハザードマップという名称にしています。
3D浸水ハザードマップと3D浸水想定区域図は、知りたい場所の想定される浸水状況を直感的に把握できるというメリットがありますが、使用する際には、下の「5 留意点」を念頭に置くとともに、避難の参考とする際には市町村が配布しているハザードマップも併せてご覧ください。

なお、本ホームページ上で公開されているものは、各地点の浸水深のみを描画した「3D浸水想定区域図」です。避難所等も含めて描画した「3D浸水ハザードマップ」は、以下の富良野市・石狩市・余市町のホームページに掲載されていますので、必要に応じてご御覧ください。

富良野市のホームページ
石狩市のホームページ
余市町のホームページ

ご利用方法

  1. 1Google Earthのインストール

    スマートフォンにGoogle Earthのアプリをインストールします。

  2. 23D浸水想定区域図の描画ファイルをダウンロード

    下の「4 3D浸水想定区域図のダウンロード・ファイル」に示したkmzファイルの中から、ご利用になる市町村や河川等を選び、ファイルをダウンロードしてください。なお、ファイルには想定最大規模の大雨が発生した場合の浸水域を描画するためのデータが入っています。

  3. 33D浸水想定区域図を開く

    ダウンロードしたファイル(kmzファイル)を開くと、GoogleEarth上で3D浸水想定区域図を見ることができます。

    ブラウザによってはKMZファイルが正しく開けない場合がございます。
    その場合は以下のブラウザでお試しください。

    iPhoneまたはiPadの場合
    Safariをご利用ください。
    Androidの場合
    Google Chromeをご利用ください。
  4. 43D浸水想定区域図のダウンロード・ファイル

    (1)常呂川流域及び網走川流域



    (2)鵡川・沙流川流域



    (3)石狩川下流域



    以下のファイルは、豊平川の浸水想定区域を示したものです。



    以下のファイルは、幾春別川の浸水想定区域を示したものです。



    (4)石狩川上流域

    以下のファイルは、石狩川上流域の河川の浸水想定区域を示したものです。



    以下のファイルは、石狩川本川の浸水想定区域を示したもので、自治体毎に分割しています。

    また、上記の石狩川本川と各支川の想定浸水域を重ね合わせた上で、自治体毎に分割(旭川市は4つに分割)したkmzファイルを以下に示します。旭川市の分割した4地域の概ねの描画範囲は以下のとおりですが、ご自身の興味のある場所が描画範囲の端に近く、かつ着色されていない場合には、隣接する他の地域についても御確認ください。
    旭川市(北東部):概ね永山新川、牛朱別川及び忠別川周辺
    旭川市(北西部):主に石狩川周辺(概ね牛朱別川合流点よりも上流)
    旭川市(南東部):概ね美瑛川及び辺別川周辺
    旭川市(南西部):主に石狩川周辺(概ね牛朱別川合流点よりも下流)
    なお、上川町、愛別町、比布町については、上記の石狩川本川を自治体毎に分割したものと、また鷹栖町については、上記のオサラッペ川のものと同じであるため載せていません。

    ※ここでの「重ね合わせた」とは、上記の石狩川本川と支川がそれぞれ氾濫した場合の各地点での複数の想定浸水深の中から最大となるものを採用して図示したという意味です。



    5)十勝川流域

    以下のファイルは、十勝川流域の河川の浸水想定区域を示したものです。



    以下のファイルは、十勝川本川の浸水想定区域を示したもので、自治体毎に分割しています。

  5. 5留意点

    3D浸水想定区域図を使用する際には以下の点に御留意ください。
    ・上記の描画ファイルは、北海道における過去の総合水防演習の際に作成したものであるため、情報が古い可能性があります。
    ・北海道開発局の管理区間で河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を示しており、その他の氾濫(北海道庁や市町村の管理区間での河川の氾濫や内水氾濫)は考慮していません。
    ・3D表示された浸水状況は、水面が不連続にならないように表示するための工夫を行っており、それによって、市町村が配布しているハザードマップの見た目とは若干の違いが生じる場合があります。
    ・Google Street View で浸水状況を表示する場合には、実際には建物などの陰になって見えないはずの遠くの浸水状況が表示されることがある等の理由により、浸水深が大きく感じられることがあります。

    また、河川管理者が作成・公開している洪水浸水想定区域図では、対象河川の堤防の決壊や溢水・越水による氾濫を想定した浸水状況が示されていますが、対象河川以外の周辺河川の溢水・越水による氾濫を想定した浸水状況も合わせて表示されることがあります。
    例えば、幾春別川の洪水浸水想定区域図では、幾春別川に加え、幌向川や美唄川などの周辺河川の溢水・越水による氾濫を想定した浸水状況が示されています。
    また、豊平川の洪水浸水想定区域図では、豊平川に加え、千歳川などの周辺河川の溢水・越水による氾濫を想定した浸水状況が示されています。
    【幾春別川の洪水浸水想定区域図】
    https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/kasen_keikaku/gburoi00000080ye-att/gburoi000000811k.pdf
    【豊平川の洪水浸水想定区域図】
    https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/kasen_keikaku/gburoi00000081m0-att/gburoi00000081p6.pdf
    したがって、このような河川の3浸水想定区域図の描画ファイルを開いた場合には、洪水浸水想定区域図と同様に、対象河川以外からの氾濫も考慮された浸水状況が描画されます。

参考文献

田中甫幸, 井上卓也, 清水康行:KMLを用いた氾濫計算可視化の高度化, 土木学会論文集B1(水工学), Vol.73, No.4, I_331-I_336, 2017.