豊平川を歩く

札幌市街は豊平川の扇状地上に位置します。


豊平川を上流から下流へと辿ってみます。
   

 
 札幌の奥座敷、定山渓温泉街です。
 月見橋から下流を眺める。 

 

 
   
 
 

 
  定山渓大橋から上流を眺める
   
 


4号床止、南7条大橋上流。

急流河川豊平川の勾配の緩和、河床低下の予防などを目的に床止工群が設置されています。

豊平川床止群【札幌開発建設部】治水100年
https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/kasen_keikaku/kluhh40000000tre.html

   
 
 
   
 


 一条大橋下流。

筋状の流れを近くで見てみました。
扇状地では表流水の一部が扇頂、扇央あたりで伏流し、扇端部で湧出しています。
この橋よりJR橋下流付近には、伏流水の湧出が見られる箇所があります。
伏流水の存在は、サケ産卵床などに欠かせないものです。

参考リンク

豊平川さけ科学館
https://salmon-museum.jp/

  
   




一条大橋下流。筋状の流れを近くで見てみました。

 
 一条大橋下流。砂州、手前から奥側への流れが等間隔の筋状の切り込みができていました。

   




水穂大橋下流

 
   
 


 
   
 

 

 
   


JR橋下流(R2年4月)。砂州切下前(掘削準備中)。

掘削前は、砂州が固定化、樹林化により、治水(河積阻害)と環境(生息場の多様性)の両面から
対策が重要とされていたエリアでした。


 


JR橋下流(R3年6月)。砂州切下直後。 砂州が大きく変化してました。  
   



JR橋下流(R3年11月)。砂州切下直後。

融雪出水など出水毎に砂州が形を変え、複雑な流れが見られました。

様々な河道変化状況を追跡し、急流都市河川の適切な河道管理方法を見出していくことが求められています。


参考リンク:治水と環境が両立した持続可能な河道管理技術の開発 (R3年度土木研究所研究開発プログラム報告書)

https://thesis.pwri.go.jp/public_detail/1000386

  

   






下記のリンクなどで近くの素敵な水辺を見つけ、歩いてみると新しい発見があるかもしれません。
「ミズベリングプロジェクト」国土交通省のページ

https://www.mlit.go.jp/river/kankyo/main/kankyou/machizukuri/natunomizube/index.html