恵庭市内の川を歩く

恵庭市街は石狩川水系千歳川支川の漁川が作った扇状地上に位置します。


4月下旬に恵庭の市街地を流れるユカンボシ川を歩いてみました。
   

 
 ユカンボシ川河畔公園入口は恵庭駅から徒歩30分の住宅街にあります。
 ここから川を遡ってみます。
 
 

   

 幾つか彫刻が置かれており、景観とマッチした風景となってます。
   
 
 
川沿いに散策路があり、気軽に散策を楽しめます。湧水が起源の透き通った水の流れる素敵な川の隣は、閑静な住宅街になってます。
 
   

新緑と桜が綺麗でした。


   
 
   
   
 


 恵庭公園まで来ました。ここは比較的、大きな公園になって、自然味あふれる公園です。園路も整備され、起伏も少なく、歩きやすい公園です。
  
   

      
 1mくらいの段差のある崖下に10mほどの幅の低地上をユカンボシ川は流れています。

   

 


 4月下旬、エゾエンゴサクなどの植物が綺麗でした。

 エンレイソウ、水芭蕉なども咲いていました。



   

 ユカンボシ川


   
 

 ユカンボシ川

   

ユカンボシ川

   


恵庭公園遺跡

 


源頭部から下流に数百m付近
   


源頭部から下流に行くほど湧水が集まり水量は増えていきます


   



源頭部付近

 このあたり5〜6mの崖になっており、谷底から水が湧き出し、ユカンボシ川がはじまる源流部です。 恵庭公園内に源流があります。地形形成としては支笏火砕流で形成された台地及び漁川扇状地への谷頭侵食(美々川や関東平野の台地などでも見られます)によって形成されたと思われます。 伏流水の湧出という点からは札幌扇状地のメムとも類似しています。
  

   







各地の水文化などを研究されている先生による、とても興味深い論稿を見つけましたので参考までリンクさせて頂きます。

「湧き水」から考える、人間「外」とかかわる都市のかたち、松田法子
https://slowinternet.jp/article/niwapro13/


下記のリンクなどで近くの素敵な水辺を見つけ、歩いてみると新しい発見があるかもしれません。
「ミズベリングプロジェクト」国土交通省のページ

https://www.mlit.go.jp/river/kankyo/main/kankyou/machizukuri/natunomizube/index.html